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【クッキー廃止】アドセンスで稼げなくなるというのはデマ?(2023年)

  • 2022年6月27日
  • 2022年6月27日
  • IT
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今回は、「2023年、アドセンス終了」説について考察していきたと思います。

この問題は筆者個人としても、とても信じがたい、信じたくない予想です…めちゃくちゃ怖いです笑

もちろんまだ決定したわけではありませんが、巷では上記の説が盛んに唱えられています。

まず、なぜ2023年にアドセンスが事実上終わる、という風にいわれているのか、簡単におさらいします。

アドセンスでは、「クッキー」と呼ばれるデータによって、ユーザーに関連性の高い広告を表示しています。(これによってクリック率を上げているということです)

※クッキーは、サーバーとクライアント(ブラウザ)の間でやりとりされるデータです。

来る2023年、このクッキーが個人情報保護の観点から廃止されることが決定しました。

なので、クッキーが終わると同時にアドセンス収益も見込めなくなる、という風にいわれているということですね。

アドセンスがクッキーと共倒れで葬られる、という恐ろしい未来が待っているということでしょうか?

【クッキー廃止】アドセンスで稼げなくなるというのは嘘?(2023年)

クッキー廃止後、アドセンスで稼げなくなる、というのはあまり根拠の無い話なのではないか、というのがこの記事の主旨になります。

すでに、クッキーが終わるに当たってキャッシュポイントをアドセンスから他へ切り替えるよう喧伝する投稿が散見されます。

上の方々によると、つまりこういうことです。

・クッキーが無くなることで、関連性のない広告が表示されクリックされなくなる

・もはや広告のクリックに頼ることはできないので、販売型のアフィリエイトに切り替えるべき

すでに代替技術が発表されている

Googleという会社自体の主な収益源は広告料金ということになっています。

つまり、アドセンスブロガー、もっと言うとGoogleにとっても「Web広告」は生命線だといえます。

サイトに訪れたユーザーに関連性の高いWeb広告を表示させることは、Google目線でも必須ということです。
セキュリティ保護は完璧にしたけど広告が使えなくなりました!では何のこっちゃわからないです笑

そして、すでにクッキーに代わる代替技術(プライバシーサンドボックス)が発表されています。

公式によると、従来どおりのパーソナライズを実現しつつも、クッキーで懸念された「情報漏れ」を回避する、いわば次世代の”クッキー”です。

つまり基本的には、”セキュリティがより一層強化されたクッキー”という認識で問題ないと思います。

その正体は5つのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)と呼ばれるもので、これによってブラウザ内の閲覧データにアクセスします。

ただ、プライバシーサンドボックスの機能については、まだ試験的な側面が強く未知数だということです。
また、広告業界の代替技術への移行に関しても遅延しているという情報も出ているのも懸念点ではあります。
もともと2022年前半に予定されていた廃止が2023年後半まで伸びた要因も、マーケターの準備期間としての意味合いもあるのでしょう。

まとめ

今回は、「2023年、アドセンス終了」説についてまとめてみました。

クリック率が激減するということが言われていますが、そもそも関連性の低い広告をペタペタ貼り付けても、誰にも得はありませんしね笑
とりあえず、アドセンスがただちに終了するということはなさそう、ということでひとまず安心ですかね。