財務省、日銀為替介入!今のドル高円安とは?為替介入とは何か?簡単にまとめてみました。

今回、財務省と日銀が為替介入によりドル円相場が大きく動きました。

しかし、どうゆう意味なのかよくわからない人もいると思うので簡単にまとめてみました。

もし少しでも興味が湧いたならぜひ、経済について少し勉強してみてはいかがでしょうか?

そもそも今起きている円安ドル高とは?

よく皆様が聞く、円安ドル高とは単純に日本円の価値が低くアメリカドルが価値が高い状態です。

わかりやすいところでいうと、皆様が良く飲むコーラの値段です。

日本だと大体120円もあれば飲めるかと思いますが、アメリカだと600円です。

約5倍の差があります。これは目線がどこかで少し変わります。

コーラを中心に考えるとコーラが日本だと5分の1ほど安いという状態。

これをお金で考えるとアメリカドルで600円分を日本に持っていくとコーラが5倍多く買えるという状態です。

日本の物の価値が下がってると見るかアメリカのお金の価値が上がってると見るかの差になります。

全てをこれだけでは片づけられないのですが、円安ドル高だけで見ればこんな感覚です。

よって同じ物を同じ量買おうとするならば、日本で買うのが今は安いという事です。

これはあくまでアメリカドルを利用してる人に限られます。

なので普段のお給料をドルでもらっている人がいて、毎回円に両替していたら給料がここ数か月は爆発的に上がっている状態です。

今回の為替介入とはどうゆう状態か?

為替介入とは国が円が安くなりすぎてるから、お金の価値の操作にかかわりますよという状態です。

国が持っているドルを売って相場から円を買っている状態です。

今回この為替介入は24年ぶりの事。それぐらい今のドルと円のバランスが国から見ても少しやばいよねという状態です。

ただ専門家の意見では一時的な時間稼ぎにしかならないかと。

今少しアメリカドル安くなったから買おう!と思う人の方が多いのではと考えているのでしょう。

我々の生活にはどのような影響が?

実際は原油や天然ガスなどの資源の価値や、株価の動向などもあって一概にまとめられません。

すぐに皆さんの生活に影響が出るところだと、物の値段があがります。

円が安いので外国から物を買おうとするとコストがあがります。

輸入国の日本だからこその影響です。

逆にいうと純国産は安くなります。ただそんなものが存在するのかがわかりません。

ポジティブに考えると、外国人が日本でたくさん買い物をしてくれます。

買い物というと旅行してお土産というイメージがあるかもしれません。

今外国のお金持ちの人は日本の不動産などを買っています。

さっきのコーラと一緒です。大げさに言うと1億のマンションが200万円分のアメリカドルで買えるのです。

でも日本円では1億で買ってくれるのだから損はないので売りたいですよね?

もしこのマンションを買って利益を出そうとすると

・賃貸で元値が取れるまで賃料で稼ぐ

・購入時よりドル高になればドルで誰かに売り、円高になれば円で誰かに売る

自分ならこの選択肢になるかと思います。これもそんなうまくはいかないと思いますがね。

今副業推奨などで投資する人が増えていますが、、、

今は為替や株価などもとても振れ幅が大きいので利益も出やすいですが、損も大きくなりやすいです。

この記事は投資を推奨しているわけではないですが、経済を少し知っているとお金の使い方を変えるだけで考え方も変えられます。

商売する人も外国の人をターゲットにした方が利益が出やすい状況です。

例えば

・外貨預金にしたら少し利益でるかも?

・自分の商品を海外に通販で売った方が売れるかも?

・海外通販も日本基準で価格設定するのではなく、現地の価格設定にしたら儲けが出やすいかも?

など発想を少し変えてみて調べてみると、面白い発見があるかもしれません。

 

以上がすご~く簡単にまとめたものです。

ぜひ経済に興味をもってみてお金の使い方や生活の仕方を変えると面白いかもしれません。