今回は、比例特別枠で当選したれいわ新選組の「天畠大輔」議員について取り上げていきます。
天畠氏は、発話障害・四肢麻痺といった重度の障害を抱えており、対話に「あかさたな語法」という独自のコミュニケーション方法を用いる、珍しめの議員さんです。
といっても、実際に会話するするにあたっては”介助者”なる人が必要で、その方たちとの連携プレーによって、初めて議論することが可能になるということですね。
「ア段」→「ア行」の順に、五十音から文字を絞り込んでいく手法です。
介助者が天畠氏の右手を握ります。
天畠氏が「き」と言いたい時は、介助者が「ア段」を列挙していく中で「か行」のタイミングで右手を動かし「行」を特定します。
次に、「か・き・く・け・こ」と順に唱えていき、今回であれば「き」のタイミングで右手を動かせば、天畠氏は「き」と発音したいのだと分かるということですね。
天畠大輔議員は同情票で当選?
案の定、天畠氏の当選は有権者から同情を買っているだけなのではないかという声が出ています。
同情票が集まるでしょう
自身では何もできない国会議員なんて
議員としては
無理でしょう。しかし当選だけ考えたら
訳のわからない候補者よりじゅうぶん価値はありますよ。ましてや
船後さん木村さん天畠さん自身が
是非政治をやりたいなど言ったとは思えない。存在だけの成果だけでは?— ひで (@WXXD1u5BcXedJL5) July 3, 2022
山本太郎氏も障害者であることを利用して、同情を誘って投票を煽ぐようなやり方が汚いと言われても、仕方ないかもしれません。
天畠さんを特別枠に割り振るということは、党にとって何かメリットがあるということなのでしょうか。
天畠氏が当確した時点で、山本氏の投票が確定していなかったのには笑いましたが…
天畠大輔議員の評判が最悪だった【まとめ】
もちろん、政治家になったからには、”政治家”として力を発揮してもらわなければならないですよね。
ましてや国会議員ともなればなおさら責任重大です。
残念ながら、現時点での天畠氏の世間の評判はあまり良いとは言えません。
「短い発言に時間かかりすぎだろ。無駄。」
「れいわはこの議員に直にやらせるのではなく、この人の代弁をしてあげるのが本来の仕事じゃないかな。」
「税金の無駄」という意見が多かったように思います。
しかし、適材適所という言葉もあり、やはり人にはそれぞれ活躍できる最適な場所があると思います。
天畠氏は、言論を生業とする議員として活動していくには少々障壁が高い気もします。
当事者による生の声というのも分かりますが、少なくとも議員に向いているとは思えません。
押し問答を繰り広げる無能な議員共よりはマシという意見もありますが、天畠氏は内容以前に議論を交わす事自体にまず難があるので、どちらがどうとは言えないでしょう。
もちろん、政治家として活躍されて結果を残していけば、こうした批判的な声も薄れていくことだと思います。