小池都知事を特別顧問とする地域政党である都民ファーストの会が新たに、荒木ちはる氏を代表とする国政新党「ファーストの会」を設立しました。
元々、都民ファーストの会も小池氏が主宰する政治塾「希望の塾」が元となっていますね。
そういう訳で、当然この都民ファーストの会も小池イズムを受け継いでいるでしょう。
ところで、都民ファーストの会の国政版の政党として「希望の党」が設立されましたが、党内の議員が選挙で惨敗し、最終的には小池氏も代表を降りました。
さらに一度解党され、(新)希望の党となって今も存在しますが、党としては竜頭蛇尾で完全に失敗しています。
今回はそのリベンジマッチといったところになるでしょう。
ファーストの会の公約と設立した目的をまとめてみました。
ファーストの会の公約
※ファーストの会の公約は現在はまだ発表されていません。
しかし、ファーストの会の前身が都民ファーストの会とすると、基本的な公約は一致するかと思います。
そこで、都民ファーストの公約をザッとみていきましょう♪
1.議会・行政改革 3.高齢者・障がい者福祉 5.金融・経済 7.環境対策
2.待機児童対策 4.働き方改革 6.子育て・教育支援 8.災害対策
これらは全て東京都に限る活動ですが、ファーストの会ではこれらの公約が全国を対象に拡張され、適用されることと思われます。
一方でファーストの会の大原則は「国民ファースト」「情報公開」「賢い支出」「持続可能性」の4つに改められています。
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ファーストの会の目的
都民ファーストの目的は「国の中心である東京を大改革することで国全体にその好影響を波及させる」ことでした。
つまり、東京の経済・福祉・環境の整備に力を入れ、国際競争力を上げることによって、都民の人々の暮らしを豊かにすることがその目的でした。
27億。この金額はこの党の働きかけにより、議員報酬カット・不要な公用車の削減・政務活動による飲食への支出禁止が実現された結果、削減された合計金額です。
このように、改革を成功させたことは事実です。
ファーストの会のふれこみ
公式サイトでは、ファーストの会は保守改革政党であるとしています。
俗に中道右派と呼ばれるものですね。
人口減少の一途を辿るこの社会の中で、中央集権的な姿勢を貫く今の日本のままでは、地方の自立的な行政運営を阻害すると考え、財源・権限を含めた地方分権を推進していくということです。
それによって日本全土の国力を底上げすることが目的だといえるでしょう。
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最後に
国政新党を設立して新たにスタートを切った都民ファーストの会ですが、ネット上での下馬評はあまり良くない感じを受けました。
おそらく都民ファーストの会の木下ふみこさんの不祥事のことで、納得がいってない方もいるでしょう。
「自分ファースト」などと揶揄されてもいます。
都民ファーストの会は、選挙云々の前にまずは”都議の問題”を解決することが先決でしょう。
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