ロシアとウクライナが戦争中で、周辺国が緊張状態にある今、また新たに事件が勃発しました。
この時期になにやらまた不穏なことが起こってしまいましたね…
ウクライナ情勢との関連性なども気になる方もいるかもしれません。
今回は、今回のイランによるミサイル砲撃の目的として考えられることについて見ていきます。
イランがアメリカ領事館(大使館)にミサイルを撃った理由は?
"アメリカの国防当局が「ミサイルは隣国のイランから発射されたものだ」と説明したことを伝えている。"
イラク北部のアメリカ領事館付近に「ミサイル12発」。地元メディアが破損した支局の様子を投稿 https://t.co/fkjt8g4CsO
— Asao Watanabe (@TakinoPark) March 13, 2022
まず、イランはアメリカ領事館にミサイル砲撃を行ったということが大々的に言われていますが、イランメディアによると、その標的はじつはイスラエルの訓練施設だった可能性が濃厚との話も出ています。
イスラエルへの報復
まず考えられうる理由としては、イランによるイスラエルへの報復ということです。
イランとイスラエルが対立のさなかにあることは周知の事実ですね。
そうした両国のいざこざの末、イランによるイスラエルへの報復としてイラクにある施設を狙ったものではないかということです。
先日も、イスラエルによってイランの核施設が爆破されたところですしね…
シリアに駐在しているイラン部隊へのイスラエルによる攻撃も、常態化しているとのことも。
つまり、この説では昨今問題となっている「ウクライナ情勢」との関係性はないということが言えますね。
しかし、この時期にミサイル攻撃なんてされて「関係はありません」なんて言われても、おいそれとは納得できませんね…
アメリカへの牽制
イランと不仲な国でもう一つ上げられる大国がアメリカです。
イスラエルを攻撃することによって、必然的にアメリカはイスラエルのサポートを強いられることになりそうです。
アメリカが手薄になった時に一気に攻め込んでやろう、ということですかね。
実際、一種でロシアに軍配があがるかと思われたロシアによるウクライナ侵攻は、周辺国の支援によって泥沼状態となっていますしね。
最近、ロシアによるウクライナ侵攻を巡って、アメリカとロシアの関係が張り詰めてきましたね。最新情報によると、ロシアはすでに侵略作戦で使用すると思われる兵隊・兵器の7割を国境に配置しているということです。つまり、ロシアはすでに引[…]
まとめ
今回は、ウクライナ情勢のことで周辺国が緊迫している中、イランがアメリカ領事館(大使館)にミサイルを撃ち込んだということで、その背景についてまとめてみました。
とりあえず、今回のイランによるイラク北部へのミサイル攻撃の目的としては、ウクライナ情勢と関係がある説と関係がないとする説が出てきました。
直感的にいっても、十中八九昨今の世界情勢との関連性はあるでしょう…そうでなければタイミングも説明できないですよね。