11月26日の閣議会で、18歳以下に10万円が給付されることが正式に決定しました。
ちなみに給付金10万円には受給条件があることも忘れてはいけませんね!
それは、世帯主年収が960万円以下である家庭が受け取ることができます。
ところで、なぜ中学生以下に給付されることになったのでしょうか。
もともとは「年内に18歳以下に5万円給付」ということでしたが、「年内に中学生以下に5万円給付」となりました。
ここにきて、中学生以下に給付されることに対して、世間の方は苦言を呈しています。
中学生以下に五万円
あたかも中学生以下全員が5万円もらえるような書き方。見るたびにため息がでます。色々な家族形態があります。高齢で授かった東京住まいの夫婦は、単独1000万超えている世帯多いのでは?しかし、数年後定年です。
貧富に関係なく均等配分を願います。— 檸檬 (@lemonnunanuna) November 26, 2021
結局、経済対策なのか、目的がいまいち見えてこないです…。公明自民の選挙対策が一番の目的なんだろうなと思います。
— もりしん (@s7mev) November 26, 2021
今回は中学生以下に5万円が給付される意味についてまとめてみました!
中学生以下に5万円が給付されるのはなぜ?給付方法も合わせて!
【中学生以下に5万円 年内に給付】https://t.co/Vw9uQfwXnS
政府は26日、18歳以下の子どもに対する10万円相当の給付に関し、2021年度の新型コロナウイルス対策予備費から7311億円を支出すると閣議決定した。中学生以下に現金5万円を先行給付する財源に充て、年内に給付を始める。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 26, 2021
当初の18歳以下に給付金が出るという政策はどこにいったのかというと、これは問題なく実施されるでしょう。
中学生以下に5万円が専攻給付される理由は、児童手当の制度を利用できるからです。
児童手当は中学卒業前のお子さんをお持ちの家庭では、一律にそれぞれ支払われる制度ですね。
すでに仕組みとして確立された制度である児童手当に則る形で今回の5万円給付が行われるんですね。
このようにシステム的に迅速に給付できるので、優先的に中学生以下に支給されるわけです!
岸田首相により3%賃上げが要請されています。そもそも3%賃上げは、安倍総理が2017年10月26日に行われた会議で、「3%賃上げの実現に期待する」と発言したのが始まりでした。賃上げの目的は経済の好循環・デフレーション脱却とい[…]
高校生以上に対する10万給付や残りのクーポン5万給付はいつから?
あくまで今回の給付は10万円(現金5万+クーポン5万円分)ということで、年内に中学生以下への給付が完了すれば、次は残りのクーポン5万円分と高校生以上への10万(現金5万円+クーポン5万円分)給付ですね。
高校生以上の場合、申請する必要があります。
申請にはオンライン方式と郵便方式があるので、お好みの方式で申請していただく形となります。(オンライン方式は、マイナンバーカードが必要です!)
中学生以下の場合と比べて、支給される時期が遅れる見込みです。
なお、クーポン5万円分について、来年の春あたりに配布される予定となっていることを考えると、高校生以上への現金5万円の給付は年始あたりに実施されると予想されます。
まとめ
今回は、18歳以下給付金が中学生以下に専攻給付されるわけについてまとめてきました。
とりあえず、中学生以下に給付される場合は、政府にとっても受給者にとっても手軽に済ますことができるできるわけですね!
ちなみに今回の給付金については、かなり批判が集まっています。
「不公平」や「ばらまき」などと嘆かれています。
世帯年収ではなく世帯主の年収ということで公平な配布となっていないとの苦情が殺到しています。
さらに、効果や目的があいまいで(生活困窮者への支援なのか子育て支援なのかが不明)、下馬評を意識した単なる”ばらまき”行為との批判もあります。
岸田首相は政策をゴリ押しするばかりでなく、国民を納得させるように取り計らってもいいかもしれませんね。