2021年9月16日のニュースで明らかとなりましたが、政府による緊急事態宣言下の制限緩和に異議を唱えた尾身茂さん。
政府の方針に反対できるくらいですから、かなりの権威があるのは言うまでもなさそうですね。
そこで、今回はそんな尾身茂さんの経歴やプロフィールについて掘り下げていき、どれほど凄い方なのかご紹介していきます。
尾身茂の簡単なプロフィール
1949年6月11日生まれ(現72歳)
東京都出身
東京大学教育付属駒場中学・高等学校(卒業)
現在は筑波大学付属駒場中・高等学校に改名
慶應義塾大学法律学科(中退)
自治医科大学(卒業)
勤務医として地域医療に従事
厚労省 技官
独立行政法人地域医療機能推進機構 理事長
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尾身茂の経歴
個人的に頭の良い方はとにかく肩書が多いイメージがありますが、尾身さんはまさに私のイメージを絵に描いたような方です。
それでは、高校から順番にご紹介していきます!
尾身さんの高校は高偏差値の進学校!
尾身さんが入学した現・筑波大学付属駒場中・高等学校は、驚異の偏差値78の超進学校です。
現在調べてみると、偏差値で言うと現役の東大輩出率3位の開成高校と同率です!
やはり学生時代から別格に頭が良かったようですね…。
在学中にはAFS(国際教育交流団体)に選び出され、アメリカ留学しています。
尾身さんは留学先のポツダム町にある高等学校に通学することになりました。ポツダム町は人口約1万7千人ほどの小規模な町です。後述しますが、こうした小さな集落で生活を送ったことで、尾身さんの地域医療に対するサービス精神が育まれたのでしょう。
過去の参加者を調べてみると、著名人の方々がチラホラいました。(竹内まりや、山崎昭、吉川元偉、関谷亜矢子など)
グローバルな仕事を志し、慶応に入学
外交官に憧れて慶応に入った尾身さんですが、医学者の内村祐之という方の出された著書に感銘を受け、医者を志します。
そして、結局慶応は中退し、自治医科大学に入ります。
ちなみに慶応を中退した年は1971年で、自治医科大学に入学したのが1972年なので、わずか一年の医学部受験勉強で通ったことになります。
さすがですね!
高校の偏差値から考えると妥当でしょうか笑
ちなみに自治医科大学の医学部の偏差値は67.5と、当たり前ですが高いですね。
後に博士号も取得されています。
医学界から政界へ
自治医科大学を卒業した尾身さんはそのまま医師となり、主に伊豆七島に訪問診療しました。
そして医師を経て、厚生省の技官となりました。
こうした流れを見てみると、やはり当初抱いていた外交官への憧れを捨てきってはいなかったように思えますね。
また、偶然にもかつて尾身さんは、最近話題の的となった世界保健機関(WHO)の感染症対策部の部長に就任していました。(現在は離任)
尾身茂の現在
現在、尾身さんは独立行政法人「地域医療機能推進機構(JCHO)」の理事長を務めています。
JCHOでは、少子高齢化による地域医療の課題の変化を懸念し、主に地域医療の改革に向けて邁進されています。
さらに、新型イン○ル等対策有議者会議の会長に就任しており、現在猛威を奮っているウイルスの対策専門家会議の副座長も兼任しています。
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まとめ
政府の制限緩和に反対の意を示した、尾身さんの経歴やプロフィールをご紹介しました。
ご自身の医療に関する深い知見をもって、様々な政策に取り組まれています。
特に、尾身さんの基本的な志向は地域医療の充実であるということができますね。確かに、都会などと比べると設備や人手が貧弱になってしまいますから、地域医療に注力することは大きな意味があると思います。
今の日本の最重要課題を解決するために存在する人とでも言うべき、今の日本にとってなくてはならないお方といえるのではないでしょうか。
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