小泉前環境相の決定により、2020年7月1日から有料化されたレジ袋。
新内閣が発足して間もないですが、環境大臣が変わりましたね。
小泉氏から山口壯さんに代替わりしました。
さて、気になるところは環境大臣が代わったいま、レジ袋有料化の政策は今後どうなるのかということですよね。
レジ袋が有料化したことにより、世間では「エコバッグを持つのが面倒」「ゴミの削減効果を期待できない」といったマイナスな意見があとを絶ちません。
つい先日、衆議院議員である桜田義孝さんが新環境相の山口氏に、レジ袋無料化について直談判したことが話題となっていますね。
桜田氏によると、レジ袋有料化への不満の声が多数届いたことで、山口氏への直接相談に至ったといいます。
では実際、レジ袋無料化の可能性はどれくらいなのか?
また、無料化されるならいつになるのか気になりますね。
そこで今回は、レジ袋無料化の可能性と導入の時期について予想してみました。
レジ袋無料化の可能性
まず最初に、環境相の山口氏からすると、政権が新しく移り変わったいま、国民の支持を得るのにこれ以上の契機はありません。
つまり、彼の立場的に見てもできるだけ世論の声を反映させたいはずなのです。
そういう訳で、山口氏の心理的な面では前向きに考えて良いでしょう。
欧米でのレジ袋無料化
欧米でも日本と同様に、レジ袋の無料配布は禁止されています。
しかし、時期が時期だけに個人のエコバッグをスーパーなどに持ち込むことに対する懸念から、
一部の州で、無料化されてきています。
ところで、これはある種のアクシデントに対する応急処置であって、根本的に考え方が変わって実施された政策ではありません。
今日本国民が求めているのはこういった形ではなく、大臣に政策の有り様を見直してほしいということでしょう。
しかし、山口氏が同様の了見でレジ袋を無料化することは十分考えられますね。
そういう意味では、一時的ではありますが国民の不満も解消されるのではないでしょうか。
レジ袋有料化の有用性
そもそも、小泉氏は「環境に配慮し、プラスチックのゴミを減らす/製造時に発生する温室効果ガスを削減する」目的で、わざわざ無料配布されている袋に値段を付けたのですが、果たしてその効果は実際どれくらいあるのでしょう。
日本で毎年排出されるプラスチックのゴミのうち、レジ袋は2%にしか及びません。(環境省より)
こんなものは「効果は期待できないけどレジ袋はあまり使わないでください。今まで無料だったけどお金はとりますよ」といっているようなもので、かなり支配的でかつ全く本質的でない政策だといえます。
国外からの評価
国連環境計画は2018年、日本について「プラスチック袋を禁止していないにも関わらず、国民の高い意識によって使い捨てプラスチックの漏出が相対的に抑止されています」と評価しています。
ちなみに、小泉氏がレジ袋無料化を実施したのは2020年ということなので、そもそもプラスチックの廃棄に関しては別段、切羽詰まった問題はなかったということができそうです。
WHOの環境特化版といったイメージでしょうか。
欧米でのレジ袋無料化の件は除いたとして、上記2つ観点から、現時点で本来無料だったレジ袋が有料化される必然性は無いということがいえますね。
つまり、今度の環境相によってレジ袋有料化が撤廃される可能性は高いです。
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無料化される場合はいつから?
環境省により、レジ袋有料化の案が提示されたのが、2019年9月26日です。
それからおよそ10ヶ月を経て有料化政策が導入されました。
これから考えると、無料化の発案から実施されるまでに約10ヶ月を必要とされます。
今月、発案されたとしても実施されるのは来年の8月あたりとなりますね。
もちろんこれは手続き期間の目安であり、絶対こうだというものではありませんのでご了承下さい。
山口氏には、小泉氏の尻拭いとはいいませんが、一国民としてはもなんとか無料に戻してほしいですね!
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