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【ヒアリ】日本で現在はどうなったのか?2022まとめ

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いま日本で新たな驚異として話題となっているヒアリについて取り上げていきます。

【ヒアリ】日本で現在はどうなったのか?2022まとめ

一部では「ヒアリ最近聞かない」「もう大丈夫?」と囁かれているヒアリですが、果たして本当にこれ以降は安心していいのでしょうか。

残念ながら、そうもいかないようです。

なぜ「大丈夫」と言えないのかというと、ヒアリは元々中南米に生息していたアリで、暖かい気候を好みます。

日本に入ってきてすでに住み着いているのは紛れもない事実なので、今の寒い時期はそっとしているということですね。

実際、日本で最初にヒアリが発見されたのも2017年5月と比較的暖かい季節となります。

そして、2018年・2019年・2020・2021年とそれぞれ発見されてきましたが、どの年も4月以降の暖かくなってきてから発見されだしています。
なので、確実にいえることは、ヒアリの恐怖は消えたわけじゃないということですね。

逆にいうと、活動が沈静化している今の寒い時期は比較的にヒアリの影響を受けないので、「聞かなくなった」ということになるのでしょう。

寒さにも弱く、季節によって雪が降る地域では越冬できずに絶滅してしまうとされています。

ヒアリは今どこで発見されている?

ヒアリは2022年までに、84件の発見事例がありました。

都道府県の内訳も見ていきます。

東京都 江頭区 品川区 大田区 

大阪府 羽曳野市 堺市 大阪市 

愛知県 常滑市 弥富市

佐賀県 鳥栖市

栃木県 宇都宮市

三重県 四日市市

同じ地域で何度も発見されている印象です。

次に2020年の事例を見ていきます。

茨城県 常総市

神奈川県 横浜市 川崎市

千葉県 千葉市

愛知県 飛鳥村

続いて2019年を見ていきます。

大阪府 泉佐野市

千葉県 船橋市

東京都 府中市

続いて2018年です。

愛知県 愛西市 小牧市 瀬戸市

北海道 苫小牧市

広島県 広島市

静岡県 静岡市

千葉県 成田市

大阪府 岸和田市 八尾市

そして最後に初めて発見された年である2017年です。

兵庫県 尼崎市 神戸市

福岡県 福岡市 北九州市

大分県 中津市

岡山県 倉敷市 笹岡市

愛知県 名古屋市

京都府 向日市

静岡県 浜松市 

広島県 呉市

ということで、これまで発見された都道府県をまとめると、18都道府県で発見されています。

毎年同じ場所で発見されているので、駆除の方もあまり出来ていないことだと思われます。

万が一見つけたら?

ヒアリの毒針は死亡例も出ているほど危険とのことで、こんなアリに万が一出くわしてしまったら一体どうすればよいのでしょうか。

もしヒアリを見つけてしまっても自分で駆除しようとしてはいけません。

反対に、仲間(働き蟻」が群れをなして総攻撃してくる可能性があります。

個体を発見したら、速やかに専門家に連絡してください。

そして、絶対にやってはいけないこととして、アリの巣には近づいてはいけません。

これも上と同じ理由で、アリの反感を買ってしまうからですね。

まとめ

今回は、日本でのヒアリの現在(2022)についてまとめてきました。

最近聞かなくなったという噂も出ていますが、残念ながらこれから暖かくなっていくに連れ、また発見事例が出ることだと予想されます。

なので、過去に発見された地域に住んでいる方はとくに、決して油断してはいけませんね。