みずほフィナンシャルグループ坂井辰史社長が引責辞任されるに当たって、後任として木原正裕氏が抜擢されました。
昇格した木原氏はシステム障害の尻拭いをしなければいけないという状況ですね。
そこで今回は木原正裕さんは一体どんな人なのかについてご紹介していきます!
木原正裕
・56歳(1965年4月〜12月)
・みずほ現行 常務執行役員
・グローバルプロダクツユニット長/大企業・金融・公共法人カンパニー副カンパニー長/グローバルコーポレートカンパニー副カンパニー長
木原正裕の学歴は?
木原さん、大手会社に所属していますから当然といわれればそうかもしれませんが凄い学歴でした!
中学・高校は分かりませんでしたが、大学は一橋大学を卒業されています。
一橋大学といえば、最低偏差値でも70を越える日本トップクラスの難関大学とされています。
一橋大学は多くの著名人を輩出しており、小泉内閣で大臣補佐官にも就任した岸博幸・元東京都知事の石原慎太郎さんなどがいます。
やはり木原さんはかなりお勉強ができたんですね!
木原正裕の経歴は?
木原氏は大学を卒業すると、日本興業銀行に入行されました。
みずほ銀行のシステム障害
坂井氏の辞任の原因となったシステム障害とはどのようなものだったのか確認していきます!
まず、みずほ銀行は2021年に入ってからミスを連発しています。
今までに8回ほどシステム障害を招いており、金融庁からは業務改善命令、財務省からは是正措置命令も受けています。
こういったことから、ガバナンス体制自体が甘いという指摘をされる専門家も出てきたんですね。
「日本の3メガバンクから脱落する日が来る可能性が高い」
こうまで囁かれることになりました。
これ以上失墜する訳にはいかないということで、社長は辞任に至ったということです。
世間ではみずほ銀行のこうした失態に対して厳しい意見も見られます。
システム障害8回「みずほ銀行」がグダグダすぎてメガバンクから脱落する日
ATMがまともに動かないならメガ脱落どころか銀行業を廃業でしょhttps://t.co/gBnsEaYaOH
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) January 6, 2022
こんな所にお金なんて預けられないね、危ない危ない😱
— GINCHAN (@GINCHAN37215562) August 31, 2021
まとめ
今回はみずほホールディングス新社長となる木原正裕氏について取り上げてきました。
木原氏の経営体制でシステム障害のリスクを抑えるができるようになるかが問題ですね。
ところで、現社長の坂井氏もみずほ証券社長からみずほフィナンシャルグループの社長になったことも偉業とも呼べることだそうです。
坂井氏の場合は、ずっとエリート街道まっしぐらでトップに上り詰めましたが、木原氏はより技術よりの人材と呼べそうです。
なので、木原氏は坂井氏とは違った、より現実に即したアプローチでリスク回避を行っていかれることでしょう!