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独学で医学部はしんどいからやめた方がいいかも?【爆死黙示録】

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今現在、独学で医学部受験を突破しようとしている受験生は、結論からいうと「独学は後々しんどいからやめた方がいいかも?」という主旨でお送りします!

医学部」と聞いてみなさんはどのような印象を受けますか?

高校時代の私はホントに月並みですが

”かっこいい”

”スマート”

など、とにかく崇高なイメージを持っていました。

実際、私は自分の果敢にももとい蛮勇にも医学部受験に挑みました。

そして華麗に散りました!(泣き笑い)

・独学で医学部受験はとにかくしんどい

・独学で医学部受験はやめた方がいい

・独学で医学部失敗から得た教訓

こられの3点について記事にまとめました。

独学で医学部はしんどい…

高校時代のステータス

偏差値30台の公立に通う

うむ、今考えると我ながら土俵にも立てていない身分でしたね…

そして医学受験(独学)は正直言って、しんどいです。

とくに後半戦はもう断末魔をあげていましたね笑

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高校1・2年は割とイケる(モチベーション的に)

私が医学部を志したのは高校1年生のわりと序盤の時期でした。(1学期くらい)

行く!」と決心した勉強の「べ」の字も知らなかった私は、その日を境に猛勉強を始めました。

しかし、そこは偏差値30台の◯ミの考え、

「添削するよ?」という先生の気持ちを足蹴にし、独断と偏見のみで決めた中級レベルの英語の参考書(よくわからない英語のやつ)と青チャート(数学の参考書)を購入して、とにかく読み倒しました。

もちろん、書いていることはほぼ分からないので一瞬で中学の教科書の前にテレポートです。

春休み夏休み冬休みは平均10時間はぶっ通しで数学と英語の勉強に励みました。(平日も5時間は勉強に費やしました)

元々何も吸収していないスポンジだったこともあり、割とこの時点では「成長」を実感できました。

それと同時に勉強の楽しさも学べましたね笑

2年生時点でのステータス

数学偏差値(進研模試) 60後半

自身をもってピックアップできる唯一の思い出が「偏差値60後半とった!」ということです。
もちろん、有識者からすればツッコミどころが多い出来だと思いますが、これ全く勉強してこなかった私からすれば”偉業”なんです!

高校3年生になって生じた違和感

1・2年生の頃に満ち溢れていたあの輝かしい希望が、自分の中で徐々に焦燥感に変わっていくのが分かりました。

アレ?これ間に合うの?

と…

なにせ、3年生に上がるまで文字通り「数学と英語だけ」をひたすらやってきたので、当然他の強化はボロボロで万事休すということですね。

医学部なので、多少の弱点はあっても全ての教科をオールマイティにこなす学力が必要なのですが、私はこの時点で察しました。

厳しいと…笑

それでも走ることを止めなかったのは、1・2年生の時死にもの狂いでやってきたことを無駄にしなくなかったからです。

とりあえず寝ても覚めても勉強し、昼夜逆転は常套手段で、学校ではほぼ伏せて寝ていました。

この時の勉強というのも、「数学と英語以外の全ての教科」です。

それを残り1年未満で平均点以上に持っていく算段でした。

はいその通り、これは「THE END」を表しています笑

センター試験の過去問、学校から出された教科書、もう先生から出された本は藁にもすがる思いで手当たりしだい読破していきました。

それでもショボい模試の結果…

精神の方はというと、この時点でもう全壊していました。

どれだけ根気強く勉強しても学力は上がらない一方で疲労度だけは上がっていくという生き地獄。

所詮は付け焼き刃、大して身にも付かず、残念なレベルで試験を迎え撃つこととなってしまいました。

「医学部受験で来ました」と胸を張って言える感じではありませんでした。

試験が終わった後も、肩を落として下を向いて試験場を後にする私の姿は、誰の目にも明らかなヤツだったでしょう。

医学部受験に失敗した悔しさは意外に…

自分の中で「試験に落ちる→泣きじゃくる」というモデルが出来上がっていたので、正直驚きました。

というのも、センター試験の点は全く医学部には届かないレベルだったものの、「あぁそうか…」という無に近い感情だったんです。

おそらく、「多分落ちるんだろうな」という考えが、受験の少し前から頭の片隅にあったのだと思います。

”予測どおり”といっては元も子もないですが、実際私が医学部受験生に該当するほどの学力をもった生徒ではなかったのは事実です。

正直、受験間近の勉強は、受からないかもという状況の中やっつけでしていた消化試合に過ぎなかったんだと思います。

独学で医学部はやめた方がいいかも?

とりあえず、私の同じ境遇(偏差値30台)の受験生の中で、医学部突破(独学)を考えている方には釘を刺すようで申し訳ありませんが、独学で挑むのはやめた方がいいかもしれません。

少なくとも、合格する可能性を限りなく高めるために、私の上記のやり方は絶対におすすめしません!

なので早い話、独学で失敗した私のやり方と真逆をいけば、それがより良い選択となるというわけですね笑

書いていて切ないですが…

ということで、どうしても合格したい!という受験生の方は、「独学」は一部の天才以外にはあまりに非効率すぎるのでやめた方がいいでしょう。

「独学で医学部受験」を失敗に終えて得た教訓

失敗から学びを得て生きていくのが人間である

と、医学部受験失敗をポジティブに考えるようにしてみました。

そこで、3年間もの骨折り損の何とかで会得した教訓を述べさせていただきます。

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プライドは捨てる

物事はマインドからということで、何か目標を達成するために「プライド」、とくに恥を掻きたくないという類のプライドは一切必要ないです。

私の話でいうと、先生の添削の話を蹴ったのも「私にはそんな手助け必要ない」というどこから来たのか分からない謎の自信から来るプライドですね。

自分の合格の可能性を低めないためにも頼れるものは何でも頼る!という精神でいくのが吉です。

戦略ありき

私の場合、医学部を独学で突破するというやたらデカイ目標を掲げたはいいけど、何の戦略も無く猪突猛進でやみくもに挑んでしまいました。

物事には、なんでも上手くやる「コツ」があるので、手当たりしだい参考書を読み漁ったりするのではなく、きちんと作戦を練ってスマートに挑みましょう。

少なくとも、自分が迷走してしまった時、方向性を正してくれる人が側にいれば間違いありません。

時間は有限なので、私のように大回りした挙げ句失敗に終わったという悲惨な結末を迎えないように、今回お伝えした「マインドセット」→「作戦を立てる」を大事にしてみてください。