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ゴロフキンは入国できる?来日の可能性や条件について調べてみた!

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12月29日にさいたまスーパーアリーナで開催予定の王座統一戦「村田諒太vsゴロフキン」を楽しみにしているボクシングファンの方は多いと思います。

しかし、11月30日から新規入国の外国人の入国停止が発表されました。

こうした政府の動きに困惑するファンの方も多く見られました。

残念ながらゴロフキン選手はまだ来日できていないようです。

このまま王座統一戦は消えて無くなってしまうのでしょうか?

そこで今回は、ゴロフキン選手が来日できるのかどうかについてまとめてみました。

ゴロフキンの来日は可能なのか?

政府によると、入国は原則停止ということですが、「例外」が認められる可能性があります。

ここからはその”例外”について詳しくご紹介していきます。

公益性があること

原則禁止される入国が唯一認められる例外というのが「公益性がある場合」です。

公益性とは、本来の意味は「特定の個人や組織のみでなく広く社会一般に利益をもたらす」ということです。

具体的には東京五輪や北京オリンピックなどが公益性があるとされています。

ようするに「世間一般にどれだけ普及しているか」ということが条件になってくると考えればよいでしょう。

実際、公益性があると判断される厳密な条件は提示されておらず、全ては官僚の裁量ということになります。

サッカーやテニスなど、比較的平和的なスポーツは認められる傾向が強い印象ですね。

ボクシングの公益性

つまるところ11月29日に開催予定のボクシングの大会に公益性が認められれば、ゴロフキン選手の入国は現実のものとなるでしょう。

もちろん、検査などは徹底した上での話になりますが。

残念ながら、一般社団法人でもない世界ボクシング協会(WBA)には公益性があるとは言えません。

しかし、そんな中でも希望の光が見えた瞬間があります!

WBAに公益性が認められた事例

つい最近ですが、村田さんが所属するWBAの世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人選手とタノンサックとのタイトル戦がその好例です。

この時、日本ボクシングコミッション(JBC)は東京五輪の公益性に関連付け、スポーツ庁に対戦相手の入国を訴えました。

そして、みごとタノンサックの入国許可がおりたのです。

しかし、試合前日にタノンサックに陽性反応が出たというのはなんとも皮肉な結果に終わってしまいました。

タノンサック入国のためにスポーツ庁に掛け合ってくれたのは、一般社団法人のJBCの他日本ボクシング連盟でした。

どちらも一般的に公益性を有した団体だけに、wbaよりも強く主張できたのだと思います。

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まとめ

今回はゴロフキンが来日できるのかどうか、について取り上げてきました。

次の王座統一戦も、基本的には公益性は認められない傾向にあるので、JBCや日本ボクシング連盟などの協力なバックアップによって再度実現する可能性も十分期待できるかと思います。