京都府宇治市のお肉屋さん「MEAT&FRESH TAKAMI」で販売した牛肉で集団食中毒が発生。
原因は大腸菌「O-157」によるもので22人に食中毒症状が発生。
このうちの90代の女性1人がお亡くなりになられました。
今回はその食中毒の原因と言われている「レアステーキ」という商品について調べました。
レアステーキという商品はそもそもなかった?
今回販売していたレアステーキという商品はいつから販売していたのかは定かではありません。
そもそもレアステーキという商品はなかったと思われます。
京都府の方の調査で今回は「ユッケ」による事故と判断されたからです。
ではなぜお店側はレアステーキと言ったのか?
お店の主張では「レアステーキの細切り」というワードを言っておりました。
つまり我々が想像しているステーキの焼き方のレア。
あの焼き方をしたお肉を細切りにして販売していたのが今回の商品という事だそうです。
それであれば外側に焦げ目とかついていてわかりそうですし、保健所の調査でも認められそうです。
しかし、調査でユッケと断定したのであれば嘘をついている可能性もあります。
またこのお店はユッケの販売許可を取っていなかったそうです。
調べたところ、京都府ではユッケや牛タタキなどは許可を取れば販売できるそうです。
出典:京都府ホームページ
上の画像でもしっかり記載されています。
個人的にはユッケは過去の食中毒事件で食べてはいけないものと認識がありました。
現在ではしっかり許可や加工などしていれば提供しても問題ないそうです。
お店側はユッケとして提供していたと思われる証拠画像
そして今回お店はユッケとして事件の原因になった商品を売っていたと思われる画像がありました。
こちらお店のホームページのInstagramにあった画像ですが赤丸で囲っているところを見てください。
上は今回のお店のURL、真ん中に近い投稿の日付になる証拠と、お肉の絵の中にある〇印のところ見ると「高見牛 ユッケ」の文字が見えます。
日付なども考えると少なからず、ここ1年以内ではユッケという商品を許可もなく提供していたことになるかと思います。
なので今回の事件での主張もいささか信用はしにくい印象です。
今回の事件の背景には人員不足が原因?
同社の代表の取材時に言っていた内容としては以下のような情報です。
・しっかりと処理するときの衛生管理はしていた
・グローブなども業務別に細かく変えるように指示
・今回はコロナなどの従業員不足でグローブなどを変えずに作業した際に付着した可能性がある
という見解だそうです。
しかし、もしユッケとして販売していた認識があったのであればそこはしっかり認めて反省することが信頼回復になるのではと思いました。
このような些細な疑問が残るようですと今後よりボロが出てくると大変かと思います。
また人が1人お亡くなりになられているので、その責任も考えるとしっかりと謝罪をしていいただいて真実を話してほしいと思います。