年末の風物詩でもある「紅白歌合戦」の視聴率が歴代最低をマークしたことが話題となっています。
特に低かったのは後半で、視聴率は34.3%と、前年よりも6ポイントも下がっているとのことです。
年末の大型特番で低視聴率を叩き出したのは紅白だけではなく、ガキ使の後番組「笑う大晦日」もそうでした。
紅白歌合戦と言えば、これまで子どもから大人までが年の締めくくりとして楽しむ恒例行事的なポジションとなっていましたが、なぜ今回のような悲惨な結果となったのでしょうか。
紅白歌合戦が最低視聴率を叩き出した理由について考察してみました。
紅白視聴率が過去最低で低いのはなぜ?
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— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 30, 2021
最低視聴率を記録したのは後半の部でした。
前半がつまらなかったから?
後半の部の視聴率が悪かった理由で考えられるのは、前半があまりに面白くなかったから、という風に考えられますね。
今年は前半の始めからLisaやNiziUなど若者向けの歌手で畳み掛けており、年代の違うお年寄りの方だとついていけないことは容易に想像できますね。
最近の紅白は若者を取り入れる方針だということは周知の事実ですが、反対にシニア層が今度が離れていってしまったのではないかということですね。
全く知らない歌手の全く知らない曲を延々と聴かされても、それはつまらないに決まっていますね…。
キャスティングが偏っていた?
「ジャニーズが多すぎる」
これは数年前から囁かれていることです。
2020年には史上最多の7組ジャニーズで埋め尽くされていました。
そして2021年の紅白でも、5組登場しています。
これによって紅白の視聴者にも偏りが出てきてしまったということが考えられますね。
実際、ジャニーズなどはアイドル”枠”などといわれてもいますが、必ずしも入れる必要は無いと思います。
たしかに、ジャニーズやアイドルは若者ウけもよく、視聴率は取れる傾向にあるでしょう。
しかし、あまりにその割合が大きいと、興味のない方は嫌気が指して見なくなるといったこともありえます。
単なるテレビ離れ?
最後に上げられるのが、全国民によるテレビ離れなのではないかということです。
最近ではネットコンテンツがますます充実してきて、動画を見るにも音楽を聴くにもスマホがあれば事欠かない時代になっています。
たとえば、好きなグループの歌って踊る姿は、別段紅白歌合戦でなくても見られますし、最近では有料配信などもされていてネットで映像を見れたりします。
わざわぜテレビという媒体を利用する習慣が薄れてきたというのもあるかもしれません。
まとめ
今回は2021年の年末に行われた紅白歌合戦の視聴率が過去最低であったことについて、その理由についてまとめてみました。
やはり時代はどう考えてもテレビよりはネットなので、紅白歌合戦の視聴率が下がることはある意味必然だったとも思います。
いずれにせよ、このままだと来年も同じように悲惨な視聴率を出してしまう可能性があるので、時代の潮流に乗り遅れないためにも心機一転番組の構成を見直すときかも知れませんね。