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プロ野球戦力外通告2021過去の歴代選手とその後を調査!

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10月7日、中日ドラゴンズから6名の選手が戦力外通告を受けたことが明らかとなりましたね。

そぬうちの1人である武田健吾選手に至っては開幕から1軍にフル登録されていましたが、通告されてしまいました。

1軍の選手でもそんなことがあるんだなと少し驚いています。

そんな、選手にとっても監督にとっても辛い戦力外通告ですが、年末には2004年からスタートした特番「プロ野球選手外通告・首を宣告された男たち」で、「通告を受けた選手達のその後の動向を追う」という名目で戦力外通告された選手達が登場します。

今回は、過去に特番「プロ野球戦力外通告〜」に出演した歴代の選手達とその後どうなったのか、というのをご紹介します!

2004年〜2010年までの出演者を今回の記事でご紹介して、2011年2020年までの出演者を次のページでご紹介します。

2004年「プロ野球選手外通告」に出演された選手

オリックス 川口知哉

川口選手は当時のドラフト会議では4球団から1位指名され、さらにメジャー球団からも目を付けられるほどの逸材でした。

しかし、プロの世界でくしくもそのメッキは剥がれ、1勝すらかないませんでした。

そんな中、ついに戦力外通告を受けることになります。

めげずにトライアウトを受験するもあえなく不合格となり、引退を余儀なくされました。

その後

引退後しばらくは、京都の住宅外装関係の会社で働きながら、アマチュア野球のコーチをしていました。

2018年から現在まで、女子プロ野球球団・京都フローラの監督に就任されています。

巨人 川本大輔

元々は、ドラフト5位で巨人入団を果たしました。

しかし、それ以降の選手人生は軌道に乗ることはなく、結局1軍登板できずに、戦力外通告されてしまいます。

トライアウトを試みるも、撃沈してしまいました。

その後

川本選手はインタビューにて「本当に野球が大好きなので、チャレンジしていきたいという気持ちはあります。ただ、中途半端にやっていたのでは成功できない世界ですし、家族のこともありますので、総合的にじっくり考えて決めたいと思います。」とコメントされています。

プレーを続けるにしてもしないにしても、なんらかの形で野球には携わっていたいと続けました。

現在は引退されていることは確かですが、職業までは特定できていません。

巨人 野村克則

ドラフト会議では、3巡目にしてヤクルトから指名され入団しました。

4年後には金銭トレードで阪神に移籍しました。

さらに4年後には巨人へ入団しています。

しかし、そこで戦力外通告を受けてしまいました。

その後

トライアウトでは、当時の実績を買われて楽天イーグルスに拾われることとなります。

その約1年後には右肩の不調が原因で、引退することとなりました。

現役を引退した野村さんですが、2006年から現在まで、ヤクルトと楽天を行き来するようにコーチを務められています。

巨人 福井敬治

ドラフト3位で指名され、巨人に入団しました。

試合では思うように成績が残せず、ついに戦力外通告を受けました。

その後

トライアウトによって広島カープに入団しました。

しかし、そこでも不調に苦しんだ挙げ句に戦力外通告を受けてしまいます。

トライアウトするも、不合格となり、引退することとなりました。

萩本欽一さん主宰の社会人野球チームに入団、お笑いタレントに転身するなど、紆余曲折ありながらも、現在は身を潜めて少年野球のコーチに務めているようです。

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2005年「プロ野球選手外通告」に出演された選手

巨人 絛辺剛

ドラフト5位で指名され巨人入団を果たしました。

故障が原因で、ついに戦力外通告を受けてしまいました。

その後

トライアウトを受験するも、結果は不合格となり引退することとなります。

元々飲食業に興味をもっていたこともあり、うどんに魅入られて、現在は埼玉県で「讃岐うどん 絛辺」を営んでいます。

ソフトバンク 出口雄大

ドラフト外で巨人に入団しました。

しかし、成績はあまり振るわず、ついには戦力外通告をうけてしまいました。

その後はソフトバンクの入団テストに合格し、入団されました。

ある大きな失態(打球を誤って蹴ってしまいホームランにしてしまう)が発端となり、結局戦力外通告されてしまいました。

その後

通告を受けた出口選手はそのまま引退し、現在はホークスジュニアベーススクールの講師などを務めています。

阪神 佐久本昌宏

ソフトバンクからドラフト4位で指名され入団しました。

2003年には交換トレードで阪神に移籍しました。

1軍では芳しい成績は残せずそのまま戦力外通告を受けることとなりました。

その後

トライアウトにて、ベイスターズに入団しました。

不調により、またしてもそこで戦力外通告を受け、そのまま引退することとなりました。

現役引退後は、地元で会社員として働いていました。

しかし、現在はソフトバンクにて投手コーチを務めています。

ヤクルト 山本樹

ドラフト会議では4巡目にヤクルトから指名を受け、入団しました。

しかし、2004年以降から成績は思うように伸びず、ついに戦力外通告を受けてしまいました。

その後

トライアウトを受験するも不合格に終わりました。

ベイスターズの入団テストを受けましたが、それも不合格となり、あえなく引退されることになりました。

現在は、地元の野球チームのコーチを務められています。

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2006年「プロ野球選手外通告」に出演された選手

日本ハム 坪井智哉

ドラフト4位で阪神から指名され、入団することとなりました。

2002年、交換トレードで日ハムに移籍しました。

不調が原因となり、戦力外通告を受けてしまいます。

その後

現役続行を希望してトライアウトを2度も受験しましたが、不合格となりました。

年俸の大幅減額の条件の下、日ハムとの再契約を果たしました。

その後は、退団されることとなりました。

しかし、ご本人はまだ現役続行への強い気持ちがあり、1年契約でオリックスに入団することになりました。

ところが、一軍登録を抹消されるなど、思うように成績は弾まず、結局戦力外通告を受けてしまいます。

米独立リーグに参戦して以降、日本球界に復帰することなくそのまま引退されることとなりました。

現在は、ベイスターズの一軍打撃コーチを務めています。

ソフトバンク 芝草宇宙(しばくさひろし)

ドラフト会議では、日本ハムによって6位指名され入団しました。

一軍登板なしなど、成績は振るわず、戦力外通告を受けてしまいます。

その後

トライアウトを受験すると、ソフトバンクに入団することになりました。

しかし故障が原因で、またしても戦力外通告を受けることになります。

再びトライアウトを受け、台湾・興農ブルズに入団しました。

しかし、そこでもまた戦力外通告を受け、そのまま引退しました。

現在は、帝京長岡高校の野球部監督を務めています。

ベイスターズ 田中一徳

ドラフト1位でベイスターズから指名され入団しました。

成績は振るわず、そのまま戦力外通告を受けました。

その後

通告を受けた田中選手は、退団し、トライアウトを受験するとヨーク・レボリューションに入団しました。

日本球界への復帰を図ってトライアウトを受験するも、獲得する球団は現れず、そのまま引退することとなります。

現在は、日本経済大学のコーチを務めています。

巨人 黒田哲史

ライオンズによりドラフト4位指名され、入団しました。

しばらくすると、交換トレードで巨人に移籍することになりました。

しかし、次第に一軍での出場機会は減り、ついには戦力外通告を受けました。

その後

その後、無償トレードで再びライオンズに再雇用されました。

しかし、そこでもあまり活躍することはできず、戦力外通告を受け、そのまま引退しました。

現在は、ライオンズの一軍野手備・走塁コーチを務めています。

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2007年「プロ野球選手外通告」に出演された選手

ロッテ 藤田宗一

ドラフト3位指名受け、ロッテに入団しました。

しばらくすると不振と故障が原因となり、戦力外通告を受けてしまいました。

その後

退団を言い渡された藤田選手ですが、トライアウトは受験せず、オファーを待つことにしました。

その後、巨人からお呼びがかかり、入団することとなりました。

当初は、527試合連続救援登板という日本記録を達成するなど注目されましたが、次第に成績は振るわなくなっていき、再び戦力外通告を受けることになってしまいます。

そしてトライアウトに参加しました。

しばらくすると、ソフトバンクの育成選手となりました。
しかし、そこでも結果は残せず、再び戦力外通告を受け引退する運びとなりました。

引退後は、飲食店「繁」を開店し、オーナーとなりました。

現在は、ロッテOBとして日テレNEWS24野球解説者としてご活躍しています。

巨人 三浦貴

ドラフト3位で指名され巨人に入団しました。

2軍では主力として活躍を見せましたが、1軍に上がるとそうはいかず、戦力外通告を受けてしまいました。

その後

トライアウトを2度受験し、ついにはライオンズに入団しました。

しかし、そこではあまり打率も伸ばせず不振続きで、ついには戦力外通告をうけました。

トライアウトに参加するも、獲得は得られずあえなく現役を引退されました。

現役引退後は、教員として浦和学院高校で働かれています。

ライオンズ 柴田博之

ドラフト4位でライオンズに指名され入団しました。

入団後はあまり成績は伸びず、戦力外通告を受けることになりました。

その後

トライアウトを受験しましたが、獲得する団体はおらず、現役引退に踏み切りました。

引退後は、野球塾「やきゅうま」を開校し、現在まで営んでいます。

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2008年「プロ野球選手外通告」に出演された選手

巨人 三木均

ドラフト会議にて、自由獲得枠で指名さ巨人に指名され入団しました。

2007年度も、不振により戦力外通告を受けましたが、現役続行の意をいめしたところ、育成選手として再規約するにいたりました。

しかし、成績が振るわず、2度目の戦力外通告を受け退団することになります。

その後

トライアウトを受験するも、思うような結果を出せず、あえなく引退することとなりました。

現在は、大阪信用金庫に勤務しています。

阪神 正田樹

ドラフト1位指名され、日本ハムに入団しました。

交換トレードで阪神に移籍しましたが、登板の機会すら得られず、戦力外通告されてしまいます。

その後

トライアウトに参加しましたが、獲得する団体は現れませんでした。

その後は、台湾の興農ブルズに入団することとなりました。

そして、興農ブルズから突然の戦力外通告を受けました。
経営難のために外国人選手との契約は難しかったとのことです。

退団を余儀なくされた正田選手はトライアウトに参加し、レッドソックスとのマイナー契約にまでこぎつけました。

しかし、そのわずか1ヶ月後に解雇されています。

その二ヶ月後にアルビレックスBCに入団することとなります。

7ヶ月後には、ヤクルトに入団しました。
独立リーグからNPBへの復帰となります。

それから約2年後、ヤクルトから戦力外通告を受け、トライアウトに参加しました。

すると、台湾の楽天モンキーズに入団することとなります。
しかし、ここでもあまり成績は振るわず解雇されてしまいます。

8度の正直として、愛媛マンダリンパイレーツに入団し、現在までプレーを続けています。

ベイスターズ 河野友軌

ドラフト8位で指名され、ベイスターズに入団しました。

一軍出場が難しくなってきた2008年には、ついに戦力外通告を受けました。

その後

トライアウトを受験し、試合でホームランを打つも、現役引退となりました。

現在は、バッティングセンターに務め、そこで野球少年たちに「野球塾」という形でコーチングしています。

2009年「プロ野球選手外通告」に出演された選手

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阪神 今岡誠

ドラフト1位で指名され、阪神に入団しました。

その後13年に渡って活躍してきましたが、2008年から徐々に低迷し、ついには打率1割前半となってしまい、戦力外通告を受けてしまいます。

その後

トライアウトに参加し、ロッテにテスト入団することとなりました。

それから約2年後には、引退を発表しました。

現在は、ロッテの一軍ヘッドコーチを務めています。

ソフトバンク 的場直樹

ドラフト会議で、ソフトバンクから3巡目で指名され、入団しました。

2009年には一軍出場すらかなわず、二軍でも満足に出場できない状態が続きました。

そんな中、戦力外通告を受けてしまいます。

その後

トライアウトに参加し、みごとロッテにテスト入団を果たしました。

しかし、その約2年後には、一軍出場なしとなり戦力外通告を受け、やむなく現役を引退しました。

現在は、ロッテの一軍戦略コーチ兼補佐を務めています。

福岡レッドワ−ブラーズ 山田秋親

ドラフト会議では、逆指名によりソフトバンクに入団しました。

故障が原因となり、戦力外通告を受けました。

退団した山田選手は、レッドワ−ブラーズに入団しました。

その後

しかし、NPB復帰を希望し、トライアウトに参加したのち、ロッテに入団しました。

しかし、成績が振るわず戦力外通告をうけることとなります。

退団後は、社会人野球チームに入団しました。

現在は、びわこ成蹊スポーツ大学硬式野球部の監督をしています。

オリックス 山口和男

ドラフト1位で指名され、オリックスに入団しました。

徐々に登板機会が減っていき、2009年には戦力外通告を受けました。

その後

トライアウト受験するも、不合格となり、引退を余儀なくされました。

現在は、オリックスの編成部に所属しています。

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2010年「プロ野球選手外通告」に出演された選手

ソフトバンク 吉川元浩

ドラフト会議では、4位で指名され近鉄バファローズに入団しました。

しばらくすると、出場機会が減り、戦力外通告を受けることとなりました。

トライアウトを受験したのち、ソフトバンクに入団しました。

しかし、約2年後には一軍出場が一切無くなり、戦力外通告を受けました。

その後

引退を表明しました。

現在はソフトバンクのグループ会社に務めています。

ソフトバンク 佐藤誠

ドラフト5位で指名され、巨人に入団しました。

のちにソフトバンクに無償トレードで移籍しました。

不調が原因となり、戦力外通告を受けてしまいます。

その後

引退後は、巨人の打撃投手兼監督付マネージャーとなります。

なお現在は、一軍サブマネージャーとして活躍されているようです。

ソフトバンク 荒川雄太

ドラフト会議では、1巡目指名を受けて、ソフトバンクに入団しました。

ケガが直接的な原因となり、戦力外通告を受けました。

その後

トライアウトに参加しました。

その結果、ライオンズに入団することとなります。

それから約2年後には現役引退を発表し、ブルペン捕手として残留することとなりました。

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