宮城県は多賀城市にて物価高騰で少しでも負担軽減のためにと市民に「スーパープレミアム商品券」を配ったそうです。
その際にものすごい長蛇になり、数名が熱中症の疑いで救急搬送もされたそうです。
筆者の記憶ではほかの都道府県でも似たようなことでトラブルがあった記憶があるので少しまとめてみました。
多賀城市で配った商品券が10割増しはさすがにやりすぎ?
今回のまず注目点は「10割増し」という内容。
5000円で10000円分が購入可能とのこと。
実際、多賀城市のHPを確認したところ公式でこの10割増しという文言が使用されています。
1人2セットまでで、広報誌を持って行って交換だそうです。
しかも代理OK。1人で3人分の代理が可能でその人数分の広報誌を持っていけば大丈夫とのこと。
配布時に身分確認などもするとは思いますが、3人分の代理が可能であれば1人で6万円分手に入れることが可能です。
それは普通に考えたらみんなほしいですよね(笑)
今回の問題は商品券というよりその配布方法。
そして今回のトラブルの原因はこの配布方法だと思っています。
それは先着順での配布。
早朝からの並ぶことはご遠慮いただいていたと釈明はしていますが、絶対並びますよね?(笑)
だって売切れたら買えないと思えば並びますよ。
なぜこれに気が付かないのか役所の人の考えがわからないです。
過去にあったトラブルも含めて原因は一緒の場合が多い。
筆者の記憶では千葉県柏市で同じようなトラブルがあったと記憶しています。
柏市の事件もコロナに負けないとのことで3000円の商品券を2000円で販売。1人5セットまでの販売でした。
よって10000円購入で5000円お得になる内容です。また宣伝方法が50%オフの商品券だったとか。
この際も、2000セットに対して並んでいたのは1500人。
当時はコロナが出てきて間もない頃だったので外出して人込みなんてできたらそれだけでも問題でした。
結果並んだにもかかわらずその場での販売は中止。後日抽選になりました。
この事件から数年しかたっていないのに、なぜ同じようなことをしてしまったのかがわからないです。
そもそもなぜそのような方法でしかやらないのか?
そもそもなぜ先着順なのか?
筆者の地域でも商品券が配られましたが最初から抽選でした。
抽選ができている地域があるのだから抽選にすればいいのにと思うのですが。
もし抽選や発想が手間であれば、市民全員に配ればいいのではとも思います。
市民の事を考えているのなら強制的に全員に配れば済む話です。
なので先着順で枚数限定にするメリットが思いつきません。
ただの話題作りをしたかったのか、あえて炎上目的だったのか。
どっちみち体調崩している人が出ている時点で間違いだと思います。
なので個人的には今後は全員に配っていただければと思います。
なぜなら抽選だとそうゆうことしますよと情報もなかなか入ってこないんです。
筆者の地域でも配っていることすら知らない人もいました。
今後はぜひ全国で対象地域全員に配るのがスタンダードになることを願います。