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電動キックボードが免許不要になるのはなぜ?理由について調査!

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来年には、電動キックボードが「16歳以上で、最大速度20km以内のマシン」であれば免許なしでも乗れるようになるということについて、議論が錯綜しています。

もたろん、電動キックボードを乗る人にとってみれば気軽に運転できるようになりますし、良い情報ですね。

一方で、乗らない人の中には無免許で運転できる点に否定的な意見を持つ人も多いように思いました。

道路を走る自動車などからすると、基本的な交通ルールが頭に入っていない人が20kmの速度で走り回られたら危なっかしくて仕方がない、といったような感じですね。

20kmとはいえ、普通は免許が必要な道を免許なしで走る人も出てくるということですから、穏やかな話ではなさそうですね…

電動キックボードが免許不要になるのはなぜ?

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これまで電動キックボードは原付と同じ扱いで、乗車するにも免許が必要でした。

そこで今回の条件付きなら無免okという法案が登場したことで一部の人から批判ー受けているということですね。

ではなぜここにきて、電動キックボードが急に無免で運転できるようになるのでしょうか。

法律上の分類

電動キックボードは、従来より法律上では50ccバイク(原動付自転車)として扱われてきました。

道路交通法および道路運送車両法上で、「600W以下の出力の原動機を搭載した車」である電動キックボードは原動付自転車つまり50ccバイクとして取り扱われるようです。

これは「バリバリ排気ガスが出る50ccバイク」と「排気ガスをほぼ出さない電動式モーターが積まれたキックボード」が法律上同じであるといっているということですね。

それによって電動キックボードは原付免許が必要とされてきたわけです。

文面で見るとたしかに若干乱暴な分類には感じますね笑

おそらく警察庁でも上記の分類に無理があると考えて、今回の法改正に踏み切ったのではないのでしょうか。

「電動モーターを積んだだけの板を100%バイクと見なすには心苦しいので、速度制限という条件付きでなら原付とは見なさないようにした。」

こんな風に憶測しています。

そもそも、政府が今回のようなバッシングを受けてまで「電動キックボードの規制緩和」をするのにはちゃんと理由があるのですね。

今現在、電動キックボードは市場規模において、世界でも急成長を遂げています!

近年高齢化により買い物に出かけるのに困難を抱えるお年寄りの方が急増しており、それによって電動キックボードなどの電動モビリティの需要が高まっています。

こうした世界の流れを見据えての法案だということですね。

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まとめ

今回は電動キックボードが免許不要になるのはなぜか、ということについてまとめてきました。

今回の規制緩和の裏には経済的な思惑があったということですが、国民からするとかなり強引な政策のように思えますが…

今回の法案が可決されれば、原付免許の無い高齢者でも電動キックボードに乗って買い物などに出かけることができるようになる等、良い面もあるんですよね。