新型ウイルスの流行によりマスクで外出することが日常となってきてましたが、感染症が落ち着いてきた今、マスクを付けないことに恐怖心を抱く若者が多くいることに関して、「顔パンツ」と例える人も出てきたということで話題となっています。
しかし、話題となったニュースでは「”顔パンツ”と例える声も少なくない」とありますが、これに関して多くのユーザーが疑問を投げかけています。
顔パンツは聞いたことがない? 元ネタも調査!
顔パンツがさも、ネットで普及しているスラングのように、ニュースでは取り上げられています。
しかし、実際はこの言葉を聞いたことがないというコメントで溢れていました。
マスクは「顔パンツ」若者呪縛#Yahooニュースhttps://t.co/I0CXJX3oah
顔パンツなんて誰が言いだしてるんですか…見たことも聞いたこともないんだけど・・・— チハたん📸 (@tihatan_) December 6, 2021
顔パンツとか言ってる奴みたことないが おまえはパンツを他人に見せるのか❓️やれよ😡
— チベットスナギツネ (@386ch) December 6, 2021
耳にしたことが無いという意見のユーザーが多く見られ、この表現に不快感を示すコメントも少なくありませんでした。
中には、”顔パンツ”という言葉に少々変態チックなニュアンスを覚えた方もおられたようで、映画「変態仮面」を思い浮かべたというコメントも見られました笑
一説では、注目を集めるためのマスコミによる造語であるという風に主張されるコメントも散見されます。
つまり、【顔パンツ】はそれほど世間では浸透してない言葉であるということが言えますね。
顔パンツの元ネタ
ニュースで顔パンツと表現されるよりも前に、そういう風に表現した記事を調査したこところ、たしかに無いわけではありませんでした!
発見した記事は2020年5月21日に投稿されており、タイトルは「もはや顔パンツ化しているマスク最強説」といったものでした。
その記事ではマスクをするメリットについて、「隠れている部分の見た目を気にしなくても良い」ということについて力説されていますね。
ちなみに元ネタの記事はこちらからご覧いただけます!
「顔パンツ」と呼ばれるまでにマスクに執着する日本人に対する海外の反応は?
一般的には海外から見ても、日本人のマスクに対する執着心は異常ともとられることもあるようです。
もちろんそこには、文化的な違いなども考えられます。
独特の同調圧力
日本人は同調圧力に弱い、とは長らく囁かれてきたことですね。
同調圧力が功を奏し、日本の感染者数が減りつつあるのは事実です。
しかし、日本のマスク文化に対して思わしくない評価を受けることもありました。
過去に実施されたアベノマスク配布の報道を受けて、アメリカのブルームバーグ電子版では「冷笑を買う」、フォックスニュースでは「エープリルフールの冗談では?」といったように報道されています。
しかし一方で、ポジティブな意見も散見されました。
つまりまとめると、欧米人はマスクに対する負のイメージから着用することを避ける傾向にあり、日本人は固有の同調圧力も手伝って思いやりの心からマスク着用を心がけているということでしょうか。
見た目を気にしすぎ?
日本人には集団主義的な思想が根付いており、それによって他人の目を気にしたり逆に他人をよく見る傾向にあります。
これがルックス重視の世界の入り口となったわけですね。
この根底から、今のマスクに対する執着が生まれたのでしょう。
しかしアメリカなどでは、多様性(人種など)が存在し、見た目が違いすぎるので、逆に気にしない傾向にあり、むこうで人の外見の話題を降ると「ダサい」認定されるようです。
欧米人からすると、”顔パンツ”などという言葉は到底理解されるものではなさそうです。
あまりに見た目を気にしすぎる人は、ここいらで欧米的な思考を取り入れてみるのもいいかもしれませんね♪